効果的な問いかけを考える
講師力についての勉強会にたくさん参加してきました。
その中で劇的に講座が魅力的になると感じたものは
講師と受講生、受講生と受講生同士がコミュニケーションをとれる
双方向の講座のつくりかた。
そこでカギになるのは「問いかけ」です。
教員を目指して学んでいたときには「発問」と呼んでいました。
「効果的な発問はどのようにすればいいのだろう?」
それを研究するために、また学びがスタートしました。
いろいろな発問に関する書籍を読み漁ったり、勉強会に参加しました。
でも、しっくりくるものが当時はみつかりませんでした。
どこかテストされているような、知識を問われているような、
試されているような発問しかみつからなかったのです。
あるときに、僕にとって衝撃的な出会いがありました。
Googleで「質問 専門家」で探していると、
【マツダミヒロ】【魔法の質問」がヒット。
マツダミヒロさんってどんな人だろう?
魔法の質問を主宰…。
「何だろう?魔法??」
興味をひかれ、地元近くで勉強会があるということだったので、
即【参加】ボタンをクリックしました。
この時の僕をほめてあげたい(笑)
「今まで学んできた発問って、いったい何だったのか…」
大きな衝撃は、今でもハッキリと覚えています。
次の日、あまりに感動したので、
そのままの勉強会の内容をクラスの受講生たちに披露しました。
するとクレームの嵐でした(笑)
「どうして、こういう授業を今までやってくれなかったのか?」
生徒たちの楽しんでくれている姿、
何も教えていないのに学んでいく姿をみて
「僕に足りなかったのはこれだ!」
魔法の質問を通じて発問力を磨いていくことを決心した瞬間でもあります。
僕が分析するところには、
質問に答える人の、無意識の力を引き出すものであると感じます。
心理学、NLP、コーチング、カウンセリンなどのエッセンスが
ギュッと込められています。
ちょっとしたニュアンスの違いですが、
答える人の感情や、答えの質が変わるテクニックがあります。
質問を比べてみてください。
「楽しいことは何かあった?」
と
「楽しいことは何があった?」
「なんで遅れてきたの?」
と
「どのようにしたら時間通りにくることができるだろう?」
「どこまでできた?」
と
「ゴールまであとどれくらい?」
「どうしてできなかった?」
と
「何があればできただろう?」
「うまくいくの?」
と
「もし壁があるとしたら、それは何だろう?」
「将来どうするの?」
と
「何でも叶うとしたら、何を叶えたい?」
「どうしたら売上が上がるの?」
と
「あなただったらどんな人から、つい買いたくなるかな?」
問いかけ方が変われば、答えが変わってきます。
答えるときの感情にも違いがあるわけです。
質問されたときや、答えを考えるときに、
・「勇気がもらえるような」
・「可能性が広がったように感じるような」
・「楽しい気持ちになるような」
・「一歩踏み出す勇気がもらえるような」
・「ワクワクするような」
・「主体性、やる気が引き出されるような」
・「やさしさや、あたたかさを感じるような」
無意識の力や感情にアクセスできる質問。
正しい質問でもなければ、良い答えを引き出す質問ではありません。
その人のココロに寄り添い、その人が必要としているメッセージを届ける質問。
もしも「子どもがよく体調を崩して困っています」というお母さんがいたとします。
どんな質問をギフトしようと思いますか?
質問を考えるときに
「子どもが体調を崩すのは、親からの愛情に欠乏感を感じているとだ。
子どもを叱るのではなく、愛し甘えさせることに気づかせたい」
というジャッジする気持ちが先行したとしたら…
「子どもの体調と、あなたが与える愛に大きな関係があるとしたら、
子どもに何をしてあげたいですか?」
といった質問ができあがるかもしれません。
しかし、この質問を投げかけられたお母さんは、どんな感情になるでしょうか。
どこか責められているような、悲しい気持ちになるかもしれません。
お母さんのココロに寄り添うと、つくられる質問が変わってきます。
「子どものために、愛も時間もエネルギーもかけてきた自分自身に、
どんなねぎらいの言葉をかけてあげたいですか?」
「体調を崩した子どもとでも、ムリなく楽しめることは何があるだろう?」
正しい質問ではなく、その人のココロに寄り添い、その人がグッとくる質問。
その人が必要としているメッセージを、質問にのせてギフトしたい。
人はココロが満たされたとき、吐き出したい気持ちを吐き出しきったときに、
自然と次の一歩が踏み出せるのだから。
それをただ信じて、ココロを寄せる。
講座の中でも、受講生と双方向のコミュニケーションのツールとして活用できる質問。
どうせなら、質の高い質問を使いたいですね!
講座の中で、どんな質問を使おう?
これを考えることが、魅力的な講座にする第一歩なのだと僕は思います。
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